釜石市議会 2022-06-24
06月24日-05号
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第8、議案第33号令和3年度釜石市
一般会計補正予算(第8号)の
専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第33号を採決いたします。 本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第9、議案第34号釜石市和山牧場の
指定管理者の指定の
専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第34号を採決いたします。 本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第10、議案第35号釜石市
市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第35号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第11、議案第36号釜石市子ども・妊産婦及び
重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 5番
野田忠幸君。
◆5番(
野田忠幸君) 1つ確認をさせてください。 この条例の一番最後、第5条なんですが、5条の2項の(1)受給者が子どもである場合という記載がありますが、この子どもとは18歳未満でよろしいんでしょうか。
○議長(
木村琳藏君)
市民課長。
◎
市民課長(三浦薫君) 議員がおっしゃるとおり、子どもに関しては、18歳の年度末、お誕生日が来た年度末までとなっております。
○議長(
木村琳藏君) 5番
野田忠幸君。
◆5番(
野田忠幸君) 年度末なんですね、誕生日ではないですね。 以前の条文では、ちゃんと年度末の記載があるんですが、最初の3月31日までと書いてあるんですけれども、今回はその記載がないので、誕生日かなという判断をしたんですが、そうではないんですね。そうであれば、はっきり書くべきではないでしょうか。
○議長(
木村琳藏君)
市民課長。
◎
市民課長(三浦薫君) この条例の定義第2条のところに、子どもというところがございまして、そちらのほうに、出生の日から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者ということで記載させていただいております。
○議長(
木村琳藏君) 5番
野田忠幸君。
◆5番(
野田忠幸君) いや、前に書いてあるから次の条文も同じとは読めないので、どうかなと思ったんですが、その辺は私の認識のほうがおかしいのでしょうか、いかがですか。
○議長(
木村琳藏君)
市民課長。
◎
市民課長(三浦薫君) 条例のとおり、今回変更になるところというところで、第4条というところにありました。 第2条は、そのとおり変更がなかったものですから、そのまま表に出ないまま、記載はなっていないというところでした。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第36号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第12、議案第37号釜石市
ひとり親家庭医療費給付条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第37号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第13、議案第38号釜石市
介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第38号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第14、議案第39号釜石市
障害児通所支援施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第39号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第15、議案第40
号根浜海岸観光施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) この議案の内容としましては、
根浜海岸観光施設に
フリーサイト、
キャンプ場の追加ということが改正内容として書かれているんですけれども、この
タイミングですね、この時期に改正ということになった根拠について説明を求めます。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) お答えさせていただきます。 今般、
フリーサイトの
キャンプ場でございますけれども、令和3年に造成いたしましたが、芝の養生に時間を要し、使用可能な状況に至るまでにちょっと日数を要しておったと。 今般、芝の再養生を行うに当たり4月から準備をしてまいりましたけれども、やっと使用可能な見込みとなりましたので、今回の提案となったところでございます。
○議長(
木村琳藏君) 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) この
根浜海岸観光施設においては、5月連休の利用状況をちょっと私も現場で見たところ、キャンプサイトというのは利用者で満タンになっておりまして、昨年からも結構なニーズがあって、非常に繁忙期には数多くの来場者、キャンプする方が訪れていました。 芝生の整備で時間がかかったということだったんですけれども、できれば私が思っていたのは、5月連休に間に合う
タイミングで、条例、3月議会ででも出していただいて、そういった形で市内の
観光施設の利用というのを促進してもらいたかったというふうに考えておりましたということの質問です。 あと、これに関連して、根浜海岸の施設については、
バリアフリー設計ということになっておりまして、ただし、
レストハウス前というのが、車椅子とかベビーカーの通行にはちょっと不便な砕石の状況があります。 こちら、舗装の
予算もついていたというふうに解釈しておりますけれども、この辺のスケジュールを教えていただきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) お答えいたします。 この内容につきましては、前回の議会のほうでも御質問賜っているものと認識しております。 そちらの
根浜レストハウス前の舗装についてでございますけれども、現在、施工業者と契約を交わしまして、7月16日に海開きを予定しておりますけれども、それまでには間に合うようにということで準備を進めてございます。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) 私から語句の確認をさせてください。 改正前の条文ですと、利用時間であるとか利用の許可、利用という2文字、利用されているんですけれども、改正後には、それが使用時間であるとか使用の許可、使用という文言に変わっています。この利用と使用の違いというのは具体的に何かあるんでしょうか。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(村上徳子君) 条文については、総務課のほうからお答えいたします。 使用につきましては、市のほうが利用料金を取って条例化してもらうというような区分になります。利用のほうにつきましては、公用ではなく、私用の料金というような区分で分けてございます。
○議長(
木村琳藏君)
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) 利用と使用で、明確にすみ分けがされているのは納得できたんですが、であれば1点教えていただきたいのが、議案書の45ページの右側の改正後の文なんですけれども、第10条の上、利用料金となっているんですね。 その下は、利用料金の納付期日を別にしてとか、利用者は、利用の許可を受けた利用料金になんて書いてあるんですけれども、ここで言う利用料金というのは、この前者の使用の料金というところと相違があるものなんですか。それとも何か別に定める利用料金というものがあるのでしょうか。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(村上徳子君) すみません。詳しい条文については少しお時間いただいて、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。後ほど回答いたします。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) ということは、この議案第40号って今採決できないということですよね。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(村上徳子君) ちょっとお時間をいただきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 暫時休憩をいたします。 午後1時18分休憩
--------------------------------------- 午後1時25分再開
○議長(
木村琳藏君) 休憩を打ち切って会議を再開いたします。 総務課長。
◎総務課長(村上徳子君) 根浜海岸の
観光施設条例の一部を改正する条例で、利用料と使用料についての御質問をいただいておりましたので、お答えをさせていただきます。 今回、利用料と使用料の文言について整理をさせていただいたところでありますが、その内容につきましては、
指定管理者が徴収する料金については利用料金、あと市のほうで徴収する料金は、使用料というふうにすみ分けをさせていただいたところです。(「もう一度」と呼ぶ者あり)
指定管理者が徴収する料金は利用料金、市長が徴収するお金については使用料というふうにすみ分けをして、条文のほうを整理させていただいたところです。
○議長(
木村琳藏君)
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) すみません、恐縮ですが4回目させていただきます。 先ほど指摘の中で1個あったのが16条の3項ですか。これで読替えの規定があって、第11条、第12条及び別表2中使用料とあるのは利用料金と読み替えるものとするとあるので、これが、いわゆる
指定管理者が徴収する場合には、利用料金と読み替えてくださいねという意味だとは思うんですが、ただ一方で、11条、12条と別表の2の使用料については利用料金と読替えできますよとなっているんですが、その前にも、使用料ということで9条、10条にも出てくると思うんですけれども、これは別表2で利用料金に読み替えることができるので、例えば9条とか10条まで、読替えの範囲は及ぼさなくても対応できるということで間違いないですか。 万が一、9条、10条も利用料金というふうに読み替えなければ整合性が取れないとなった場合に不都合は生じません。もし、読み替える必要がないのであれば現行のままで、改正後提案のままでいいとは思うんですが、念のため確認させてください。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(村上徳子君) 議員おっしゃるとおりでございます。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) まず、休憩いただいてしまいまして、大変申し訳ございませんでした。 前段は、総務課長が申し上げたとおりなんですが、この10条に関しては、市長は、第4条の規定により
指定管理者に管理を行わせる場合は、その限りに適用される条項でございまして、市長が直接裁量を発揮する場合の使用料とは相入れないといいますか、重複しない規定になっている関係で、
指定管理者にのみ適用される条例のことは、表題からも利用料金となってございまして、
指定管理者も、もしくは直営管理している場合の市長も、どちらにも適用されるものについては、使用という言葉と使って読替規定を適用させていると、こういった経緯でございました。 大変申し訳ございませんでした。
○議長(
木村琳藏君) よろしいですか。 そのほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第40号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第16、議案第41号
釜石市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 18番菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君) 釜石市住宅条例の一部を改正する条例について質問します。 東日本大震災の被災者等に係る収入超過者の認定及び高額所得者に対して明渡し特例措置を講じるため、条例の一部を改正しようとするものです。 これは、収入超過者の認定額を15万8000円から25万9000円とする特例を追加しております。これによって入居者はどのようなメリットがあるのか、また家賃等の変更もあるのか、この辺についてお伺いします。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長(新沼康民君) ただいまの御質問にお答えいたします。 まず1点目の、どういうメリットがあるのかという部分でございますが、本来、収入超過者に認定される中で、そこの家賃区分が4つに区分されているわけですけれども、区分5から8の中で、低いほうから5、6、7、8と区分されております。 今回、制度改正することで、これまでの制度ですと5から8の区分された入居者の方々が、まず4年目以降、段階踏んで家賃が上がっていくというものでしたが、今回提案させていただいております制度の改正という部分でいきますと、家賃区分の5、6、7にある方々が、通常家賃額がそのまま継続して据置きされるという部分で、その方々への、被災者の方々への家賃対策が図られるということが1つでございます。 あと、変更という部分でございますが、併せての話になるかと、前段でお話ししたものと併せての回答ということで御理解いただければと思います。
○議長(
木村琳藏君) 菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君) 家賃の変更はないということですね。 それとあと、今、3区分については据置きされると、2年間の据置きだということでよろしいですね。 そういうことで、今回は5、6、7になる対象者はどのくらいいるのか。また4月に遡ってということですけれども、その分については返納するのか、その辺についてもお聞かせ願いたいなと思います。 それと、高額所得に対して、明渡し請求を当分の間適用しない特例があるということですが、当分の間とはどういうことなのか。曖昧な言葉で、永久にもう請求しないということなのか、お伺いしたいなと思います。 それと、復興住宅家賃について関連して質問をしたいなと思います。 復興住宅の家賃が政令月収で10万円だとすると、2万5700円であった場合についてですが、奥さんか子供が働き出して給料が政令月収10万円増加したと。合わせると政令月収が20万となった場合、家賃の目安は2万5700円の倍の5万400円になるようです。これは、部屋も変わらない、生活を楽するために働いていたということで、それなのに家賃だけが上昇するということで、働いたことが報われないような話をされます。 このことについてはどのように捉え、また、この対策については考えがあるのか、お伺いしたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長(新沼康民君) ただいまの質問にお答えいたします。 まず返納という部分についてでございます。 今回、条例の改正等提案させていただいて承認いただいた中で、まずは、1つはシステム改修ということで、30万ほど今回計上させていただいておりますけれども、その改修に係る期間、一応3か月くらいを想定して、10月1日施行、4月1日に遡って、遡及して適用していくという内容のものでございますけれども、その辺については、入居者の方々にも意見を伺いながら、まず1つは遡って精算する、あるいは今後の家賃設定の中で整理していく。その辺を、話を伺いながら決めていきたいなと思っております。 次の、当分の間とはどのぐらいの期間かということでございますが、この件については、県、あるいは他市町村もそうなんですが、公営住宅法による中で、その辺、今回当分の間というような表現にさせていただいております。この辺については、今後のそういった情報収集をしながら、その辺は統一して整理していきたいと考えています。 あと、世帯人数、あるいは世帯の家賃が増えていくという最後の話になりますが、これについては、家賃の設定というのは公営住宅法、あるいはその他によって一律に統一されてございます。 どのぐらい、どう増えればどうなんだという部分。その家族構成、あとは家族のいろんな生活する条件等いろいろございます。一概に、こうなればこのぐらいになるというのもなかなか難しいというふうに捉えておりますので、その辺については、いろいろ収入、その他の家賃含めて、個別で、いろいろ入居者の方々には対応して、説明させて、入居いただいているという状況がございますので、その辺御理解いただきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君) 高額所得者に対しての明渡しについては、状況を見ながら判断するということでよろしいですね。 それと、月収金額が大幅に増えた場合、こうした場合については、都度その方とお話しして決めるということなんですが、家賃についての目安表というのも出されておりますよね。これについては、10万円が増加した場合は倍ぐらいの金額になるということのようですが、やはり大幅に上昇した場合、働きがいがないとか、同じ部屋に入っていて家賃だけが上昇するということは、なかなか入居者は納得しない部分があるようです。 ですから、入居者が納得しないということは、不満を持ちながら入っているということになりますので、やはりその辺は、家賃については検討すべきものではないかなと思います。例えば、家賃を上昇した分を徐々に上げていくとか、そういった対策も必要ではないかなと思いますが、その辺、もし高額所得者についての家賃設定、この辺についての検討の考えがあればお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長(新沼康民君) 高額所得者への対応という部分の御質問でございます。 まず1つ、今の高額所得者の政令月収、一応31万3000円というふうなことで決められてございます。 その辺については、県あるいは他市町村、そういった制度上、運用等々、県内情報収集しつつ、必要に応じて検討、その辺してまいりたいと思っております。
○議長(
木村琳藏君) ほかございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第41号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第17、議案第42号令和4年度釜石市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。審議の方法は、第1条歳入を一括、歳出は款ごとに、続いて、第2条債務負担行為、第3条地方債を御審議願いたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 では、歳入を一括審議願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上をもって歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の審議を願います。 第2款総務費、質疑を許します。 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君)
予算の概要と主要事業の3ページの4になります。 公共施設・未利用地など再生可能エネルギーの導入調査事業ということで質問したいと思います。市所有公共施設や未利用地などへの太陽光発電設備の導入可能量、設置の位置や方法などを調査検討するということで内容はなっておりましたけれども、そこで質問したいと思います。 市が所有する公共施設や未利用地などとは、どういったところを考えているのかお聞きしたいと思います。あと併せて、釜石全体でどれくらいの電力を賄えるのかといったところも、分かる範囲でお聞きしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) ゼロ
カーボンシティ推進室長。
◎
国際港湾産業課ゼロ
カーボンシティ推進室長(川崎文則君) それでは、お答えいたします。 まず今回の事業でございますけれども、国におきまして、今、国と地方自治体の公共施設のうち、2030年度までに約50%の太陽光発電設備を設置するという目標を設定しておりまして、自治体に対してもその取組が求められておりますことから、今回
予算を提案させていただきまして、この目標を念頭に当市におきましても、公共施設への太陽光設備の導入を進めていきたいという背景がございます。 現状でございますけれども、市内、今46の公共施設に太陽光発電、それから42施設に蓄電池を導入してございます。そして、これら設置済みの施設を含めて約270の施設を調査対象としております。施設ですけれども、例えば集会所ですとかコミュニティ消防センター、消防屯所、公民館、体育施設、
観光施設、学校施設、文化施設と、あと市営住宅、幼児教育施設といった施設を想定しております。 それから、未利用地に関してですけれども、東日本大震災復興事業の高台移転等に伴う防潮堤周辺の移転の土地ですとか既存の公園、それから体育施設、学校施設、文化施設等の敷地内で導入が見込めそうな土地。こういったところを調査対象に想定してございます。 その中から、施設に関しては老朽度ですとか耐荷重、屋根の形状ですとか、それから位置とか面積ですとか、日照状況ですとか周辺の環境、そういったものを考慮して対象施設を絞り込んでまいります。 それから、用地に関しても同様にそういった条件を考慮しながら、導入が見込めそうな土地を絞り込んでいくという流れで考えてございますので、それらを通じて導入できる箇所数ですとか発電量を見極めていく流れとなっておりますので、後段の質問の部分に関しましては、どの程度の発電量が見込めるかというと、今後の調査を通じて把握していくというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) あと、次の質問なんですけれども、環境省が、脱炭素先行地域ということで支援をするということで、釜石のほうもそれに対して応募したかと思うんですけれども、どのようになっているのか、進捗状況。そして、あと今後の取組というものはどういったものを考えているのか、お聞きしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) ゼロ
カーボンシティ推進室長。
◎
国際港湾産業課ゼロ
カーボンシティ推進室長(川崎文則君) 脱炭素先行地域に関してでございますけれども、令和3年10月の、当市の2050年までにCO2排出実質ゼロを目指す旨の表明をさせていただきまして、そうした取組を推進していくための組織として、今年の1月1日付で、産業振興部内にゼロカーボンシティ推進室を設置いたしました。 そうしましたところ、1月末から環境省の脱炭素先行地域の公募が始まりまして、向こう5年間にわたって100か所を選定していくというような報道がありましたので、我々も、短期間ではありましたけれども、1回目からチャレンジしていこうということで申請をいたしましたが、結果としては採択には至りませんでした。 事業概要でございますけれども、当市の特徴ですとか、あとは事業のやりやすさ等を考慮しながら、当市の観光拠点であります根浜地区を対象にして、観光と復興後のまちづくりを見据えた脱炭素な空間を創出したいなというふうな考え方から申請しましたけれども、結果的には採択に至らなかった評価委員会のコメントとしては、東北の沿岸集落を対象としたそういう事業としては評価できるけれども、規模ですとか発電量とか需要の規模がちょっと小さいというようなことで、選定には至らなかったようでございます。 そういった評価を踏まえまして、今後、脱炭素先行地域に選ばれることによって、今後、例えば国の有利な財源ですとか、計画的な事業の実施に当たることができますので、2回目以降、3回目以降ということで機会があるものと思ってございますので、その反省とか評価をまた踏まえて事業内容を構築して、関係の皆様と協議して、できればまた挑戦していきたいというふうに考えております。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 先行地域の取組ですけれども、今、釜石は、どちらの方向に向かっているのかなというのがちょっと分かりづらいなというふうに思うんですけれども、例えば、森林であればグリーンだとか、海であればブルーだとか、そしてあとは市民の人を考えてというんであれば、市民に人たちに考えてもらった取組だとか、企業を巻き込んでというようなことだとか、いろんな方向性があると思うんですけれども、今回取り組んだところというのは、先ほど指摘があったように規模的なことだとか事業の内容だとかということで、結局、先行の地域の部分にははまらなかったということなんですけれども、そういったことなのかな。 結局、釜石がどっちのほうに進んでいるのかな、どうすべきなのかなという形がやっぱり必要なのかなって、将来像ですね。そういったのを考えて取り組んでいくことが、今後の取組にも、背を押してくれるようなことになるんじゃないかなというふうに思います。 そういったことから考えると、今後の脱炭素の先行の取組というのは、釜石が目指す将来像というのをきちっと決めた中で進んでもらうのがいいのかなと思うんですけれども、そういった考えはどうなのか、お聞きしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) ゼロ
カーボンシティ推進室長。
◎
国際港湾産業課ゼロ
カーボンシティ推進室長(川崎文則君) CO2排出実質ゼロを目指す宣言をいたしまして、市としてもまちを挙げて取り組んでいきたいというふうに考えております。 今年度、エネルギービジョンを策定いたしまして、市の今後の脱炭素に向けた取組の指針、プロジェクト等を盛り込んだ計画をつくる予定としてございますので、今議員がおっしゃられたようなことを踏まえながら、そのビジョンをまとめて取組を実行してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) 私からも同じ事業、公共施設未利用地等再生可能エネルギー導入調査事業について質問します。 まず、太陽光発電を着実に推進していくということなんですけれども、太陽光パネルについて、定期的なメンテナンスが必要だということで、維持管理費というものが発生するんではないかというふうに考えます。 維持管理についての考えと、あとは太陽光発電パネルの寿命が20年から30年くらいということのようですので、これの更新が年数ごと出てくるというふうに解釈しておりました。この辺について、当局の考えを説明お願いします。
○議長(
木村琳藏君) ゼロ
カーボンシティ推進室長。
◎
国際港湾産業課ゼロ
カーボンシティ推進室長(川崎文則君) おっしゃるとおりだと思っておりますので、設置したからそれでいいということでも当然ございませんので、維持管理は計画的に、また庁内が連携して、理解を得て進めていく必要があるだろうというふうに思ってございますし、また、今設置している太陽光発電設備につきましても更新の時期がやってまいりますので、これから追加して整備を導入していくもの、既に設置済みのもの、年次計画できちっと維持管理をしていく必要があるというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) 太陽光発電の事業の推進について近隣自治体の状況を見ますと、地域住民の反対運動というのは起きております。 非常にこれを進めていく上で、住民の合意形成が難しい、ハードルが高いんではないかなというふうに思っておりました。これについて当局の考えをお示しください。
○議長(
木村琳藏君) ゼロ
カーボンシティ推進室長。
◎
国際港湾産業課ゼロ
カーボンシティ推進室長(川崎文則君) 各地域の集会施設等への導入を想定しておりますので、今議員がおっしゃられたようなことも当然考えられるだろうというふうに思っております。 地域の方々ともお話合いをして、理解を得られるようであればということなんですけれども、集会所等ですと避難所という機能もございますので、そういったことも踏まえながら御理解をいただける、可能な範囲で設置していきたいなというふうに思っております。
○議長(
木村琳藏君) 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) 太陽光発電を推進するに当たって配慮というか確認したいのが、釜石市内においては火力発電がありますので、この辺を考慮したときに、地域経済への影響というのはどういうふうなものがあるのか、ないのかという点。 あと、市内の業者さんというのは、コロナ禍であったり、震災からもう10年過ぎたという状況の中で非常に疲弊している、大変だという声を市内業者さんからよく耳にします。この事業を推進していく中で、地域経済への効果というものの見込みについて、当局の考えをお示しください。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) まず直接的には、先ほどの質問とも若干関連いたしますけれども、これまで系統から購入していた電力を、一部自分で賄えるようになるといった側面もございますので、上手に運用すれば経費削減は可能なんだと思ってございます。 特にも今回、1回目の一番最初のワンクール目のスタートを手厚い補助事業、その他を導入してやっていこうという思いがありますので、そういったことをトータルで考えたときには、コスト削減は可能ではないかと思いまして、そういった意味での地域への還元といったものは、ある程度視野に入ってくるものはあるんだと思います。 ただ、先ほどもこれも議員から御指摘ありましたが、メンテナンスがかかるだろうと、あと20年で更新しなければならないだろうと。もちろんそういったこともトータルで考えて、経費が浮いたからほかに使えるといった短絡的なことではなくて、トータルのエネルギー管理コストが、これまで系統から買っていたときから、太陽光を併用することでどのようにトータルコスト変わるのかというのをきちんと見極めて、その上で経済的なコストというものがはっきり分かってくる部分はあると思いますけれども、いずれトータルでは経費削減も可能だろうと思ってございますし、設置、その他の地元の業者さんへの発注も、これは可能性はあるのではないかなと思ってございます。 もちろんこれは恣意的なものではなくて、競争入札の結果で決まってまいりますので、軽々には申し上げられませんが、なるべくであれば、地元の業者さんにメリットがある形で事業を推進していければよろしいのかなと思ってございます。
○議長(
木村琳藏君) そのほか質問。 5番
野田忠幸君。
◆5番(
野田忠幸君) 財産管理費、高等教育機関設置事業に関連して伺います。 昨日は、同僚議員から龍澤学館の件について質問がありましたので、その経緯は省略いたしますけれども、昨日、当局からの答弁の中で、日本語学科もあるので、その生徒たちのアルバイト先も考えてあげなきゃいけないというお話がありましたが、生徒たちの在留資格は留学なのですが、これで就労させるということについては問題ないのでしょうか、市の考えをお聞かせください。
○議長(
木村琳藏君)
国際港湾産業課長。
◎
国際港湾産業課長(菊池俊彦君) お答えいたします。 一応在留資格ということで、留学ということで入ってくるんですけれども、その中で、要は資格外といいますか、就労の部分について、許可を得た上でバイトをするというようなことで伺ってございます。
○議長(
木村琳藏君) 5番
野田忠幸君。
◆5番(
野田忠幸君) 資格外の活動の許可を取ってということですよね。 恐らく週28時間以内だと思うんですけれども、この件を市内の事業者にも告知しておかないと、それを知らないで就労させた場合に違法になりますので、その業者も困るはずであります。 それと、1か所28時間で収めても、数か所掛け持って28時間を超えてしまうということも結構事例としてありますので、この辺を龍澤学館と話をしているのか、それから市内の業者にそういう告知をする用意はあるのか、その辺について教えてください。
○議長(
木村琳藏君)
国際港湾産業課長。
◎
国際港湾産業課長(菊池俊彦君) 龍澤学館のほうとは、アルバイト先の確保というところでの協議はさせていただいております。 今後、市が直接仲介するわけにはいきませんので、関係機関と連携しながらというところで、龍澤学館のほうに様々な要はアルバイト情報といいますか、そういったのをお出ししながら、その中で、要は龍澤学館が中心となりながら、調整いただくというような形で進められればなというふうに考えてございます。いずれそういった情報収集含めて、市も積極的に関わっていくというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 5番
野田忠幸君。
◆5番(
野田忠幸君) それで、違法就労とならないように十分気を遣って対応お願いいたします。 人が増えてにぎやかになるのは非常にいいことなんですけれども、外国人を受け入れると、このような大変難しいハードルもありますので、その辺を周知しながら事業を進めていってほしいと思います。 以上です。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) 私からも、まずは高等教育機関設置事業でございます。 2款1項5目でございます。 今、同僚議員からも一部あったんですが、もちろん外国人の方の日本語学科ということで、かなり相当数来られると思いますし、実際にアルバイト先の紹介ということもありましたけれども、実際留学してくる国がどこなのかというのはまだ分からないですが、一部国によっては、日本国内の所得税の徴収についても、いわゆる免除がされるような国があったりもするので、就労ビザではなく留学ビザであった場合には。 その留学生の出身の国、地域との租税の条約というものも、いろいろと事業者に対しても注意してくださいねというようなこともあると思いますので、やっぱり一概に、例えば違法就労にならないようにとか、また税の徴収間違わないようにというのは、事前に前もって提供していくべきだと思いますので、どういった国から受入れてくるのかという方向性決まってきた場合には、その周辺の環境というものも調べて伝えていくべきなんじゃないかなと思います。 次が、各種負担金ということで説明書では5番でございます。 4ページの一番上にございますが、今回これが200万円計上されております。ほか、三陸沿岸都市会議が全部で7自治体あるんですけれども、それぞれの自治体のこの負担金の額というのは異なるんでしょうか、それとも同一なんでしょうか。
○議長(
木村琳藏君)
総合政策課長。
◎
総合政策課長(中村達也君) お答えいたします。 7市全部200万ということになってございます。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) これ、私の安易な考えかもしれないんですけれども、せっかくこういうパンフレットをつくるのであれば、うち500万出すから、うちのことをもっと2倍、3倍取り扱ってくれよとか思ってしまうんですけれども、そういう調整というのはできるんですか。 やっぱり負担した金額が多ければ、その分取扱いいっぱいしてほしいな、いっぱい人来てほしいなとは思うんですけれども、そういったことが可能なのかどうかというのをまず1点確認です。 次に、追加で1点質問が、そのすぐ下段にありますかまいし未来づくりプロジェクトで300万円。Decidimの改修ということなんですけれども、現在の、Decidim登録して、実際に発信をしていただいている方の人数、何名程度か確認を、この2点させてください。
○議長(
木村琳藏君)
総合政策課長。
◎
総合政策課長(中村達也君) お答えいたします。 まず、パンフレットの件でございますが、三陸沿岸都市会議の今年度の総会がございまして、その中で発議があって行われるものなんですけれども、昨年の12月に三陸沿岸道が全線開通したということで、道路を開通して終わりじゃないということの取組として、沿岸各市が一丸となって人を呼び込もうということでしたので、一律に200万円ということで議決しているところでございます。 それと、Decidimの関係でございますけれども、Decidim、昨年の6月議会で補正
予算で、コロナ禍の中での非接触でのいろんな方々の御意見をいただきたい。あるいは、24時間いつでも御意見をいただけるようなシステムということで開発いたしました。 いろんな試験、実験を行いまして、今年の3月にスタートしたわけですけれども、スタートの1か月後の4月末には25名程度の参加者でございまして、現在60名くらいまで参加者が増えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) 各種負担金200万一律ということなんですけれども、せっかくの機会なので私も言いますが、沿岸自治体、ある程度協調して、タッグ組んで観光をやらなければいけないなと思う反面、やっぱりそこは、最終的には自治体間の競争というところになってくると思うので、これを高規格道が完成しましたので、その記念事業としてやりましょうというところから一方踏み出して、うちにもっと来てくださいよというような相乗効果が期待できるような事業にしていただきたいなと思います。 次のDecidimほうなんですけれども、実際60名程度で、私もDecidimのホームページ見まして、実際どういった御発言されていらっしゃるのかなと思うと、ある程度傾向としては、発言される方、提言される方というのが、ごく一部だなというような印象は受けました。 果たしてそれが双方向なのか、それともただの1対1の場なのかというところでは、参加者60名、現在の時点で。300万かけてシステム改修して、今後スマートフォン用いてできますよとか、あとオンラインとオフライン融合図っていきますよといったときに、現時点で60名だとちょっと寂しいなと。 せめてその10倍、20倍という数値があると、やっぱりどんどん盛り上がってくると思いますし、周知自体も、それこそDecidimって何というところから市民の方始まると思いますので、周知というのもこの300万の中で改めてやっていくのか、それとももうほかに、人海戦術でどんどん広報かまいしとか、そういったもので宣伝していくんですよというスタンスなのか、この浸透というところにまだ課題があるのかなと思うんですが、その点について何か改善策、また今後取れる取組あればお答え願います。
○議長(
木村琳藏君)
総合政策課長。
◎
総合政策課長(中村達也君) ありがとうございます。 Decidimの参加者、確かに60名程度ということで、我々も全然少ないというふうに感じておりまして、今後もいろんな市の広報ですとかホームページ、あるいはいろんなものを使って周知を図って、参加者を増やしていこうということは予定してございます。 そして、あとDecidimですけれども、このDecidimだけの意見でどうのこうのということではなくて、これは一つの意見として伺って、実は今度、未来プロジェクトのほうに、Decidim上でこういった意見が出ていますよということで、それをプロジェクトの中でまた、いわゆるオフラインのほうで一緒になって討議していくということを予定してございます。これからどんどん、100、200というふうに増えていくことを我々も望んでおります。 今回のシステム改修ですけれども、そういったオンラインとオフラインを一緒にやる際に、今のDecidimのシステムだと、いろいろ集計したり、あるいは紙に出したりという作業が困難な状態になっていまして、その辺も今度の改修でクリアして、オンラインとオフラインを一緒になって、いろんな意見を束ねていきたいというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第2款の質疑を終わります。 暫時休憩をいたします。 2時15分まで休憩をいたします。 午後2時7分休憩
--------------------------------------- 午後2時15分再開
○議長(
木村琳藏君) 休憩を打ち切って会議を再開いたします。 休憩前に引き続き令和4年度釜石市
一般会計補正予算(第1号)、歳出の審議を続行いたします。 第3款民生費の質疑を許します。 1番
古川愛明君。
◆1番(
古川愛明君) 説明書の5ページ、9番かな、包括的支援の仕組みづくり、この事業の内容をお知らせください。
○議長(
木村琳藏君)
地域包括ケア推進本部事務局長。
◎
地域包括ケア推進本部事務局長(
小田島史恵君) ありがとうございます。 当事業は、岩手県保険者協議会からの委託を受けて実施する予定にしております。そもそもの
予算案につきましては、厚生労働省のモデル事業を活用しておりまして、都道府県の保険者協議会のみが応募できる事業となっております。 事業内容につきましては、1つには、かかりつけ医などと医療保険者などの情報連携の仕組みづくり。こちらは、市の健康診査のC判定者などを主な対象としたもので、健診のC判定者には、医療機関への受診勧奨の案内を行っておりますが、受診勧奨した結果、何人が医療機関を受診し、各患者の治療方針はどうなったのか。また、保健指導や生活上の支援、例えば健康相談が必要だとか、栄養相談が必要だとか、あるいは社会的処方が必要だとか、どのような必要性があるのかなどの情報が、患者の同意を基にフィードバックされる仕組みを構築するものです。 2つ目には、社会資源データベースの構築と社会的処方の仕組みづくり。 こちらについて、まずは社会的処方について説明させていただきます。一般的に処方という場合、医師が患者の症状に応じて薬の調合と服用方法を指示することを言いますが、社会的処方とは、薬を処方することで患者の健康課題を解決するのではなく、地域のつながりを処方することで健康課題を解決しようとする取組です。例えば、100歳体操や趣味のグループ、公民館の自主活動グループなどの活動団体を処方、紹介する仕組みを構築するものです。 また、今回の当市の取組では、医師だけではなく保健師や薬剤師、歯科医師、介護支援専門員などの多職種が処方できるような仕組みづくりを行いたいと考えております。医療や介護の多くの職種が社会的処方を実践できる環境を整えるためには、処方する資源、こちら活動団体などになりますが、その資源のデータベースを。(「ゆっくり言って、ゆっくり」と呼ぶ者あり)はい、分かりました。データベースを構築し、随時活用可能なデータ更新方法などについて検討を行う予定です。併せて、地域の住民と活動団体や社会福祉法人などが連携できる場の構築に向けて、意識づくりのための取組や、その見える化を行っていきたいと考えております。 3つ目の地域特性などの分析、こちら、財源が厚労省のモデル事業ということもございまして、取組のプロセスや結果から、当地域における情報連携のフローや社会的処方に関する将来構想などについて分析し、報告書としてまとめる予定としております。
○議長(
木村琳藏君) 1番
古川愛明君。
◆1番(
古川愛明君) 包括支援と書かれてあって最初この説明見たときに、もっと簡単に情報が出てくると思ったんですけれども、今説明聞く限り、でも、要するに地域包括ケアシステムの話ですよね。 地域のコミュニティーとか、あと包括支援センターがやっているチーム・オレンジとか、そういったふうなことの話だと考えて今質問したら、何か聞きなれない文言がぼんぼん出てきたんでびっくりして、どういう質問、次したらいいかなとも考えたんですけれども、考えてみれば、地域包括ケアシステムは、センターでいろいろやっていることの総括みたいなものだと思うんですけれども、それでよいのかどうか答弁願います。
○議長(
木村琳藏君)
地域包括ケア推進本部事務局長。
◎
地域包括ケア推進本部事務局長(
小田島史恵君) 議員のおっしゃるとおり、この事業は、地域包括ケアシステムの充実に資する事業という位置づけにございます。 もちろんこれまでにも医療介護連携のみならず、例えば生活応援センターを中心とした包括ケア体制の構築という取組は推進されてきております。それにプラスして、新たな充実に資する取組という位置づけだとお考えいただければよいかと思います。
○議長(
木村琳藏君) 1番
古川愛明君。
◆1番(
古川愛明君) 今の地域包括ケアシステム自体が、総括できると聞いたんで期待しますけれども、まだまだ今の医療連携、何から何まで見えてこない。 今の言うチーム・オレンジなんかでも、コーディネーターのほうが一生懸命やっているんだけれども、ただそれに、はい、はいとついていっているような場面も見るんで、総括でどうなるか分からないけれども、もっとコーディネーターを利用した地域活動が満遍なくできればいいと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えかお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
地域包括ケア推進本部事務局長。
◎
地域包括ケア推進本部事務局長(
小田島史恵君) 包括ケアシステムの充実に資する取組、いろいろ様々な媒体ございます。 例えば、生活支援コーディネーターですとか各種コーディネーター、地域に入ってございます。それぞれの取組の見える化という部分が、もしかしたらちょっと足らないのかもしれません。私どももちょっと気をつけて、取組の見える化というものは力を入れていきたいと考えております。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第3款の質疑を終わります。 第4款衛生費、質疑を許します。 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君)
予算の概要と主要事業の5ページ、12番、環境基本計画策定事業について質問したいと思います。 内容を見ますと、将来的なカーボンシティに向けて、環境基本計画を策定するものというふうにありますけれども、環境基本計画策定に向けて、いろいろこれまで話合いをして進めてきたと思います。これまでの取組経過と、環境基本計画策定までの今後の取組についてどういったことを行っていくのか、お伺いしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(二本松史敏君) お答えいたします。 計画策定に向けましては、昨年度後半から庁内の職員で組織される環境基本計画策定部会や、外部の団体等で組織される環境基本計画策定委員会を立ち上げるなど、体制づくりを進めてまいりました。現在は、策定部会で横の連携を図りながら、計画の素案づくりに取り組んでいる段階でございます。 今後、市民、事業者を対象としたアンケート調査を実施しながら、素案がまとまり次第、策定員会や環境審議会を開催し、内容について議論していただき、最後に計画案ができた際には、全員協議会での説明及びパブリックコメントを実施し、令和5年3月に完成させたいと考えております。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 今後、市民のほうにアンケートということを考えているということでよろしいですか。 あと、県は今、地球温暖化対策実行計画ということを見直しかけているようですけれども、それは22年度にそれを決定するということにしていました。釜石市が進めている環境基本計画策定に影響はあるんでしょうか、その辺を伺いたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(二本松史敏君) お答えいたします。 市の環境基本計画には脱炭素に関する分野もございますことから、温室効果ガス削減の目標などにつきましても、地球温暖化対策の推進に関する法律や県の計画と整合性を図りながら策定していきたいと考えております。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 次の質問なんですけれども、釜石市がカーボンシティを目指すためには、市民の協力がやっぱり必要になってくるということは、これが総括的に思うんですけれども、今年度内に環境基本計画策定になりますけれども、リサイクルや省エネ、これは市民の生活にすごい大きな影響を与えるということでもありますので、丁寧な対応が必要だと、そういうふうに思います。 環境基本計画策定後、市民へはどのように教育と宣伝をして、協力を願っていこうというふうに考えているのかお聞きしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(二本松史敏君) お答えいたします。 環境基本計画につきましては、行政が対策を行うだけでは、現在の環境問題の解決は図れないものと考えております。 地域の環境は自ら守る、そういった意識を高め、市民、事業者、行政が連携の下、自主的な環境配慮を行うことが求められております。この計画には、市民、事業者が自主的に行うべき具体的な環境配慮を行動指針としてまとめるとともに、市が率先して行うべき行動を記載したいと考えております。 また、周知につきましては、現在も市では、ごみの減量講座や環境展などを実施し、市民への環境負荷を減らし、自然と共生する社会実現に向けた啓発活動を行っているところでございますが、計画が作成された後も、市広報やホームページ、そして各種講座などを活用し、より一層の周知と啓発を図ってまいりたいと考えております。
○議長(
木村琳藏君) ほかに。 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) 同じ環境基本計画策定事業について質問します。 ただいまの答弁で、環境を守るという答弁がありました。環境を守るという視点と、あと、ここの資料にあるように、経済情勢という、経済という言葉が入っているんですけれども、経済というものと環境保全というのは、相反した意味があるというふうに解釈しております。 かつて釜石市においても右肩上がりだった時期に、水と空気と土が著しく汚れたという過去があるわけです。そういった中で、この計画をこれから策定するということなんですけれども、環境を守りつつも経済的な維持をしていくという落としどころについて、当局の考えをお示しください。
○議長(
木村琳藏君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(二本松史敏君) 環境を守るという部分と経済についての落としどころでございますが、確かに相反するものでございまして、環境を守るためにはいろいろお金がかかる部分も出てくるかと思います。 そういったところに十分配慮しながら、市民一人一人が、まずできることから進めていければよろしいんじゃないかなと考えております。
○議長(
木村琳藏君) 12番
佐々木聡君。
◆12番(
佐々木聡君) 当局が過去に策定した環境に関する計画を見てみますと、釜石市環境未来都市計画というものが、平成28年度までの計画だったと思いますけれども策定をしてありました。 今までやってきたこの計画とこれからつくろうとしているこの計画というものは、以前立てていた環境未来都市計画を踏襲したものなのかどうか、これについて説明を求めます。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) 環境未来都市の策定も、私、担当者でございましたので、当時、環境未来都市と言いますのは、実は環境だけの計画でございませんで、英語で言いますと、FutureCity Initiativeといった未来都市、未来の政策。未来に向かってどのような政策をしていくかというのを、日本では環境未来都市という言葉にしただけで、環境だけでございませんでした。 主に3つの柱でできてございまして、環境だけでなくて社会、経済、3つの三本柱。分かりやすく言いますと、こういった環境を大事にすることに加えて福祉の関係、それから地域経済をどう盛り上げていくかと、この三本柱で内外に横展開できる新しい政策を打ち出していこうといった地域視点でございまして、そのうちの環境の部分にぶら下がったのがスマートコミュニティ計画でございます。 これはいずれも、その当時の環境基本計画を一応踏まえた計画ではございましたが、基本的には、地域経済活性化のための制度でございましたので、先ほど議員さんがおっしゃった部分で言いますと、経済のほうにやや寄ったものでございまして、地域振興のためにその環境をどのように使っていくかというような視点が強かったものだと記憶してございます。 したがいまして、今回、環境基本計画は最上位の計画でございますので、総合計画のすぐ下で環境分野を全て網羅するものでございますけれども、その中での環境未来都市とスマートコミュニティ計画は、ゼロカーボンシティ推進室のほうで受けた再エネ戦略、そういったものが、環境未来都市とスマートコミュニティ計画を受けた、その後継となるものというような整理を今してございます。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第4款の衛生費、質疑を終わります。 第7款商工費、質疑を許します。 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 指名されましたよね、商工費でしょう。観光費のかまいし宿泊エール割事業委託料の3000万。どの程度の経済効果を狙っているのかについてお尋ねします。 それから、その下の物産センターの泡消火、これにやはり4400万つぎ込むわけですが、改めてこの物産センターは何のために設置したのか、そのことについてお尋ねをします。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) それでは、お答えさせていただきます。 まず今回、宿泊エール割事業ですけれども、現在、4月9日から7月10日までを期間に、第4弾ということで宿泊エール割、運用してございますけれども、それに引き続く形で第5弾として、こちら、今予定では7月中旬、16日の日から9月10日まで、およそ2か月間を予定したいと考えてございます。 また、今回につきましては、市内宿泊ホテル、旅館、民宿等あるわけですけれども、22施設、釜石市内にはございまして、そちらのほうで一応宿泊数として1万4000人泊分の宿泊を見込み、運用したいと考えてございます。 また、物産センターについてでございますけれども、物産センターについては、平成8年7月に運用を開始、スタートしてございます。当初、設置目的といたしましては、広く人々の交流及び交換により地域の活性化及び都市の拠点形成、物産の普及及び観光の拠点形成を図るためということを目的に設置をいたしてございます。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 1点目の宿泊エール割事業委託料で1万4000泊ですか。 それで、今までもやってきたわけですが、やった結果、その経済的効果がどの程度どう出たのか、つかんでおられれば。例えば飲食店の売上げがこれほど伸びましたとか、あるいは土産物がこれだけ売れたとか、もしつかんであれば。 当然このように大枚の財源を使うわけですから、どんな経済効果があったかということについては、当然追跡をして調査されているものと思いますが、これまではどうだったのか。そして、今回のこの事業によって、さらにどのような経済効果を狙っているのか、その辺についてお答えしていただきたいと思います。 それから物産センター、私は今の物産センター、中途半端な存在ではないのかな。新庁舎が出来れば、市の今使っている部分が、全部あそこから出られると思うんですけれども、いずれ使い方が、当初の想定された使い方とは全く違った使い方になってしまっている。今回、泡消火に事業を入れるわけですが、こういう事業を入れた以上は、改めて本来の物産センターの在り方、ありようをしっかりと検討しないと、今までのような中途半端な使い方になっていってしまうのではないかなと思うんです。 駅前のにぎわいをつくるには、この物産センターの果たす役割というものは本当に真剣になって考えないと、なんか中途半端過ぎるんですね。その点についてお尋ねしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) まず1点目の宿泊エール割による今までの効果といったことでございます。 なかなか全国的に人流が制限されている中で、やはり宿泊事業者さんをはじめ飲食業界も、かなり困惑、こんぱいしているというふうなことで事業のほうを継続させていただきました。 いろいろ宿泊エール割を展開することにより、他市町村においても同様の事業、また県をはじめほかの市町村のほうでも、軒並みこの宿泊割事業についてはどちらのほうでもやられており、地域間競争という若干の意味合いもあるのかなというようなところで運用をしてまいりました。 経済的効果ということで、数字についてはなかなかちょっと押さえている部分はないんですけれども、やはりいろいろこちらの宿泊割がある影響で、いろいろとお泊りいただいているという各宿泊事業者からの声や、非常にこちらの事業があることで、少なからず好影響があるというお話伺ってございます。 また、それにひもづけまして、飲食業から、あるいは市内の観光、お土産関係、そういった形での売上げにもつながるものというふうに考えてございますので、これから今現在、コロナのほう感染状況は、比較的従来から比べると落ち着き、予断は許されませんけれども、ただ、社会活動等、いろいろな状況が好転していくということも世の中の動きとしてございますので、できるだけそちらのほうに対応したような効果的なものとして、今後も運用していきたいと考えてございます。 また、物産センターのほうについてでございますけれども、確かに物産センター、特に平成8年のオープン以降、市のほうにおいては、管理運営の収支ということで黒字化した状況でもございませんし、また、加えて人口減少や社会情勢の変化、あるいは新型コロナウイルスの感染症の影響などにより、商業施設としての運営は、非常に現在も厳しいものがあると考えてございます。 また、震災前後におきましては、市の災害対策本部となったり、現在も市の庁舎として活用している部分もございますけれども、今回、大規模改修の必要性につきましても、当然必要性は認識していたものの、大規模改修には多額の事業費がかかり、震災からの復旧復興事業を優先する中で、現在の設備がまだ稼働中ということもあって、最小限の
予算で修繕のみにとどめてきたという今までの状況もございます。 議員申されるとおり、駅前という好立地にもございますので、物産センターの利活用を考えつつ運営に係る経費の圧縮に努め、運営をしてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 全く今の答弁不十分です。 特にも、物産センターの在り方についてです。これはやはり、真剣になって市長、考えるべきだと思います。あの施設要らないんだったら壊してしまったほうが、むしろ経費の削減になると思いますし、この後。 ただ、今回は4400万円の財源を入れて、そして、また使おうということですから、使うんであれば、真剣になって物産センターを生かす、にぎわいをつくっていく。本当に真剣になって考えないと駄目だと思います。今までのような中途半端な使い方ではもったいないと思うんです。せっかく駅前にありながら使い切れていない、これはやはり行政の責任だと思います。全然そういう責任を感じていない、真剣になって担当者は考えていただきたい、そう思うわけです。 エール割事業につきましても、釜石に来なければならない用事のある方々が、出張で来て泊っている方。その方々にサービスをするだけでは駄目で、新たに釜石に行ってみよう、釜石に観光に行ってみようという方々を呼び寄せるような事業にならなければ、無駄なエール割事業になってしまうわけです。そのために、釜石に観光客を呼ぶためにどんな努力をされているのか、やはりそこをちゃんと考えていただきたいなと。 ただ、事業をやって、財源をつければいいんだっていうんじゃなくて、やる以上は、黙っていても釜石に行かなきゃならない人方に使わせるんじゃなくて、新たに観光客を呼ぶためのこれは事業としてエール割事業をやる、そう決めてPRするなり、何なりをしなければ駄目だと思うんです。 それから本当に物産センター。当初からいろいろ問題がいわくつきで来たわけですが、真剣になって考えていただきたいなと。駅前ににぎわいをどうしたらつくれるか、我々も提案していきたいと思いますけれども。今後、何かこういうふうに使っていきたい、こうすればにぎわいがつくれるのかなというような考えでもあれば、ぜひ今聞きたいと思うんですけれども、そういう何もない中で4400万を
予算化したというのであれば問題だと思うんですが、その辺についての見解をお尋ねします。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) まずエール割についてでございますが、先ほど課長が、数値、今、押さえていないと申しましたけれども、正確な数値は、二、三年遅れで統計データとしても出てまいりますので、今の段階で、軽々に数値申し上げられないという面があるのを申し訳ございませんが、ちょっと釈明させていただきたいと思います。 一方で、連休ですとかお盆ですとか、そういった毎年、毎年の人出に関しましては、歴年と比較したデータは常に押さえてございます。ただ、私どもの場合は、2020年からコロナ始まりまして、比較対象となる2019年はワールドカップの年ということで、正直申し上げて、内部で管理している比較のデータも全て三角でございます。 ただ、それをさらに詳細に分析するためには、やはりちょっと時間いただかなければならないと思ってございますので、商工会議所の力をお借りすることにもあろうかと思いますけれども、経済効果、これもやったことによってどのように人流とか、地域に落ちるお金の増減あったのかということについては、ちょっと宿題にさせていただきたいと思ってございます。 後段の物産センターのことでございますが、これにつきましては、昨日の一般質問のやり取りで御質問いただいたのに対しまして、市長並びに
総務企画部長がお答え申し上げたのが、今現在の市の公式な段階といいますか方向性だと思ってございます。その中で私のほうからも、当初の設立の目的を含めて、経済効果が最大になるように引き続き頑張っていくといった旨申し上げました。 当初の設立の目的と含めてというところにつきましては、当初の設立の目的は、先ほど課長が申し上げたとおりでございますが、それも含めて経済効果を最大にするためにはどうすればいいのかと。テナントを全て商業団体で埋めていくのがいいのか。でも、実際のところ、当初スタートしたときにはテナント満床でございましたが、それでも収支は黒にはならなかったわけでございます。 であれば、経済効果の大小をどこで見ていただくのかといったときに、例えば人流なのか、もしくはその他地域への波及なのか、様々な尺度を考えながら経済効果が最大になるためには、どのようにそれは、あの施設を使っていけばいいのかというのは、きちっと今内部でも検討を始めてございます。 ただ、残念ながら庁舎ですとか、専門学校ですとか、そういった周りのスケジュールに左右されるというのがございまして、本当に言い訳ばかりで恐縮なんですが、今作業がなかなか当初思ったとおりには、昨年イメージしたとおりには進んでおりませんが、内部ではきちっと議論してございますので、いずれ庁舎完成して、2階に誰もいなくなるという
タイミングが明確になった時点で、そこから逆算して作業をきちっとして、議会のほうにお示ししたい。これは変わらず思ってございますので、その点については御理解をいただきたいと思います。 いずれ使い切れていないと、責任のある方向性を出すべきということについては、全くそのとおりだと思ってございますので、スケジュール的には、ちょっと今、不安定な流動性のある状態になってございますけれども、あそこの鈴子地区の重要性といいますのは変わっていないと思ってございます。西部と東部をつなぐ大事な場所であり、釜石駅がある場所でございますので、引き続きシープラザだけではなくて、周辺の土地や建物を含めてあそこを有効活用していくためには、シープラザをどのように使っていくのがいいのかということについては、内部で、あと役所の外の関係者の方にも丁寧に御意見をお聞きしながら決定してまいりたいと思ってございます。
○議長(
木村琳藏君) 高橋松一君。
◆8番(高橋松一君) 今の同僚議員の質問に対して、1つだけ関連しておきたいんですけれども、内部で検討するという言葉を、今、部長のほうから発せられたんですけれども、こういう重要な案件については、よくこういった場所でお話されるんですけれども、外郭団体とか様々な形で、様々な方々から知恵をお借りしているというのが釜石の今の状況じゃないんでしょうかね。 安易に内部で検討する。もう少し具体的なお答えをすべきじゃないんでしょうかね、お答えをいただきたいというふうに思います。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) ちょっと言葉が足りなかったかもしれませんが、以前、そこのシープラザの隣にテントがございました。シープラザ遊というテントがありまして、数年前に解体させていただきましたが、あのときも、当初内部で十分検討した上で外の方に丁寧にお話を申し上げて、最終的には鈴子地区の町内会、地域会議、ホテル、交通機関、全ての方にお集まりいただいて、公式の場で会議をして、意思決定させていただいた経過がございました。 そういった段階を踏んで、丁寧に地域の方ともお話をしてまいりたいと思いますが、今現在は、まだ庁内で検討している段階という意味でございまして、決して内部だけで、閉じたところで検討していくといった意味でございませんので、いずれかの段階では議会のほうにも当然お示ししてまいりますので、いましばらくお時間いただければと思ってございます。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) 私からは、地場産品販売機購入費補助金について200万円計上されておりますけれども、これについて質問いたします。 主要事業の説明書の中では、比較的単純明快に書いていただいているんですが、対象の事業者が、市内に本社または営業所を置き、地場産品を製造または販売する事業者となっていまして、その地場産品を非対面、非接触型で販売、提供可能な自動販売機の購入経費を助成するものですと書いておりますけれども、これを対象として見込んでいる事業者があるのか、どうかが1点と、もう一点は、この地場産品というものは具体的にどういったものを想定されるのか、この2点についてお答えください。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) お答えさせていただきます。 まず、具体的にどういう事業所、見込みがあるのかということですけれども、まだ、ちょっと見込みを立てて動いている状況ではございませんが、例えば設置場所とすれば、道の駅であるとか物産センター、魚河岸テラス、うのすまい・トモスの公共施設のほか、各事業所の店舗前を主な設置場所という形と捉えてございます。 また、今回、議員申されました地場産品とはどのようなものの定義づけかということですけれども、市内に本社または営業所を置く事業者が、市内で製造または販売しているもので、農産物、水産物、それら及びそれら加工品、菓子類、酒類、飲料、工芸品、サービスを提供するための商品等々という形で認識してございます。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) てっきり私は、それこそ例えば地元の事業者であるとか、あとは何かほかの団体さんから突き上げがあって、こういうことやりたいんだけれども何か補助が出ないかというような形で、地域からの要望がこういうふうに形になったのかなと思ったんですけれども、今の答弁聞く限りですけれども、まずは
予算をつくります。それに対して利用したい方はどうぞというようなスタンスなのかなというふうに捉えてしまうんですけれども、まずそれはそういうスタンスなのか、それとも本当に働きかけなかったのかどうかというところも含め、もう一度答弁いただいていいですか。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) 失礼いたしました。 若干、ふだんの活動の中でそういったお声もあることにつきましては認識しつつ、またいろいろ多方面の報道等におきましても、長引く新型コロナの関係で人との接触を控える傾向が続いており、売上減に悩む飲食店からのこういった商品、食品自動販売機の需要もかなり出てきているというふうなお話も承りまして、このような事業のほう、今提案させていただいているという状況でございます。
○議長(
木村琳藏君) 2番
磯崎翔太君。
◆2番(
磯崎翔太君) ありがとうございます。 ただ、今いろんな報道ですとか、例えば市内の事業者さんのお話を聞いてということだと思いますけれども、市場の調査の仕方としては十二分ではないですよね。 自動販売機を設置するとなった場合に、今、何でも自動販売機でやっているんです、どの事業者さんにしても。ただ、何でもやればいいかというとそうでもなくて、例えば、そこの自動販売機じゃなきゃ駄目だという理由がほしいんです、皆さん、消費者というのは。例えば、一部自治体ではなく、水産加工の会社ですと規格外の商品。そこでしか買えないです、通常よりはディスカウントされています。でも、販売に人は割けないから、自動販売機で皆さんどうぞ購入していってくださいねとか、いわゆるそこの自販機でしか買えないというものじゃない限りは、かなり消費行動に結びつかないんじゃないかなと思うんです。 ましてや、想定される地場産品というのが、今コンビニエンスストアで買えれば、スーパーマーケットで買えれば、それこそ今話題になりましたけれどもシープラザで買えれば、今、市内各地どこでも地場産品って買えるようになっているんです、事業者さんの協力のおかげで。 そこで、あえて自動販売機という形で地場産品、何になるかというのは分からないですけれども、似たようなものが自動販売機で売っていたとしても、果たしてそれが消費者の行動に結びつくかと言われれば、僕は懐疑的な意見を持っています。 だったらむしろ、自動販売機、置きたいんだといのであれば、ほかの自治体のケースですと、もう自動販売機でふるさと納税できますよ、返礼品も選択できますよといったようなことをやっている自治体もあるんです、それが特色なんです。例えば、そこでクレジットカードを使って2万円、3万円ふるさと納税ができます、その場で受け取れる返礼品は受け取れます。でも、受け取れないものについては後から返送しますよと。その場に行った人じゃなきゃできない納税のスタイルなんです。これも、実際金額どれぐらいかと言われれば、メーカーによってばらつきあると思いますけれども数百万の世界なんです、これにプラスして幾らか出せばできるよと。 自販機というビジネス自体は参入しやすいけれども、そこからシェア取りにくい業態なんです。例えばある有名な飲料の会社ありますけれども、そういうふうにもう既にブランドとしてあって、それを、常日頃浸透にしていて飲むという人は気軽に買うかもしれないですけれども、ほかと差別化されていなければいけない特別な自販機がない限りには、僕はこれは失敗すると思います。 なので、やるんであれば、やっぱり徹底的に差別化してほしいですし、これじゃなきゃ、ここの自販機じゃなきゃ買えないんですということも、この条件の中にも入れていくべきだとは思うので、やるなら徹底的に差別化図って、ここでしか買えない特別感というのを出してほしいので、事業者とのやり取りの中でも、やっぱりどうせやるならしっかりもうけてくださいというような形でやり取りをしてほしいんですけれども、そういった事業者とのやり取り、今後もしっかり続けていただけますでしょうか。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) お答えします。 ただいま議員から御提言ありました内容を踏まえまして、さらにちょっとこちらの内容のほうを詰め、事業に臨みたいと思います。ありがとうございます。
○議長(
木村琳藏君) 18番菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君)
新型コロナウイルス感染症経済対策事業500万について質問いたします。 市内のタクシー業者及び運転代行業者を支援するために、料金の割引に対して助成し、利用促進を図るものですが、これは昨年も実施したと思います。その成果と評価についてどのように捉えているのか伺いたいと思います。 今回は、またどのような内容で昨年の結果を踏まえて行うのか、また改善したいところがあるのか、お伺いしたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) お答えさせていただきます。 まず、昨年に引き続き、今回も
新型コロナウイルス感染症経済対策事業ということで、地域交通運行支援事業のほうを提案させていただきました。 まず、こちらのほうは、議員お話のあったタクシー及び運転代行の利用料金の割引に対して助成し、利用促進を図るものでございますけれども、併せて、また現在、県で運用されているいわての食応援チケット、または当市で運用しているかまいしエール券と併せ、飲食に係る消費の支援、促進を行うことで、地域経済の活性化にどうにか結びつけていきたいと考えて御提案させていただいているものでございます。 なお、昨年も同時期に運用させていただきましたが、昨年は300万の
予算で7月1日からスタートし、8月のお盆前にはチケットのほう、全て
予算のほう消化してなくなった状況ということでございました。 また、反省点というか大きな流れですけれども、昨年実施した時期は、まだちょっとコロナの状況があまり思うように、現在と比べて感染状況が落ち着いた状況ではございませんで、いろいろ事業を行う上においても、こういう事業を今動かすべき状況なのかというお声もいただきながら、どうにか感染対策等を講じた上で人流を生みたいんだという話をさせていただいた経過があり、運用させていただきました。 そういったことが反省点になるかということもありますが、今回につきましては、事前にはタクシー及び運転代行、各事業者の方々といろいろお話させていただきまして、今こそ人流を生み出していく時期だと。また、自分たちがいろいろ動くことによって、いろいろ夜のといいますか、飲食に係る食費の支援、促進にもつながるだろうということで、大いに期待しているところでございます。 そういったことも踏まえて、今までも商工業支援策につきましては、助成事業やらそういった補助事業と併せて、消費喚起策を交互に運用するような形で運用してまいりましたので、何とかこういう運用をもって、事業者の下支えにつなげていければなと考えておるところでございます。 今年度につきましては、昨年度は夜8時以降に乗車をした場合について、1500円以上の運賃に対して1000円を割引するという内容でございましたが、今年は若干2時間早めまして、夕方6時以降、飲食店からの乗車ということに限らせていただいてございます。 また、タクシーの場合ですと初乗り運賃ということもございますので、初乗りから1500円までの運賃については、お客様の支払いを500円、ワンコインでお支払いいただくと。1500円以上の運賃については、1000円を引くといった内容で現在詰めてございます。
○議長(
木村琳藏君) 18番菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君) 昨年は、コロナの影響で成果が出なかったというような話だと思いますが、今年度は、また夜6時からに改善したということで利用客が増えるようには思います。 ただ、私も昨年は利用しましたけれども、昨年はやはり少ないような感じでした。というのは、やはり周知徹底があまりされていなかったのではないかなと思います。この辺は、そういった周知の仕方に工夫して、利用客が多くなるような対策を図っていただきたいなと思います。 それと、次に、釜石市の夜の町が活性化することが、利用客増に大きく影響すると捉えております。釜石市は、新型コロナウイルスの感染者が県内で大幅に少ない市、感染防止対策を徹底していると認識しております。その慎重さが、社会経済活動の回復を遅らせているとも考えられます。 その一例として、小学校PTAから、感染防止で夏休みのラジオ体操をしませんという連絡を受けております。私は、まだ判断が早いのではないかと答えましたが、慎重な上の考えだったと思います。そこで、市または教育委員会は、学校側に地域活動に対してどのような指導を行っているのか、伺いたいと思います。 また、感染対策を適切に講じて、社会経済活動をもっとしっかり進めていくことが大切でもあると思います。その対策について考えを伺います。
○議長(
木村琳藏君) 秀明委員に申し上げます。 今、商工費でございますので、教育関係は後ほど出てまいりますので、そのときにお願いいたします。
◆18番(菊池秀明君) 別にですか。
○議長(
木村琳藏君) はい。 そのほかございませんか。
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) 議員から、前段のほうで周知の部分のお話がありましたので、お話させていただきます。 周知につきましては、7月15号の市の広報紙、あるいはホームページ、また7月に入って5日ぐらいだったと思うんですけれども、タクシー、運転代行業界の方々と、あと飲食の組合の方々と、いろいろと事業を行う上で協議、意見交換会なども開催しながら、どうにか普及、周知を図ってまいれればなと考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 18番菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君) もう一つ質問してあったと思いますが、これは感染対策を適切に講じてということで、社会活動をしっかり進めてほしいということ求めていました。 これについては、市長に伺ったほうがいいのかと思います。市が活性化することが、市内タクシーの業者及び運転代行者を支援することにつながると思います。そこで、ウィズコロナ社会の新しい生活様式を守り、早期に市の社会経済活動を回復するための対策について、市長の考えがあればお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 市長。
◎市長(野田武則君) ウィズコロナということでございますけれども、まずは、具体的な政策というのはまだございませんけれども、5月30日に、知事が緊急事態宣言を解除したということを受けまして、庁内でも、これからもっと経済活動にシフトしていこうということで、各部長さん方にはお伝えしております。 そのことがあって、先々週ですか、虎舞フェスティバル開催させていただきましたし、今後、様々なイベントがあれば、可能な限り、もちろん感染予防対策してという前提をつけての話ですけれども、どんどんそういった活動には移らせていただきたいということは、各場面でお話をさせていただいております。 ただ、先ほどお話ありましたとおり、それぞれのところで、まだ慎重に考えている方々もおられるかと思いますので、改めてこの場で、市民の皆さんにもそのことをぜひお伝えをしたいと思いますし、各部の部長さん方、あるいはまた教育委員会も、それぞれの担当のところで、今まで慎重すぎたという部分はあったと思いますので、これからは、ワクチンが3回もう既に終わっていますので、次に4回目の接種が今始まっておりますけれども、ぜひそれを並行して経済のほうにも注目していただいて、買物したり、あるいはタクシーに乗ったり、あるいはまた飲食店に行ったり、ぜひそういった活動を展開していただきたいということを改めてお願いをしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 暫時休憩をいたします。 3時35分まで休憩といたします。 午後3時6分休憩
--------------------------------------- 午後3時35分再開
○議長(
木村琳藏君) 休憩を打ち切って会議を再開いたします。 休憩前に引き続き令和4年度釜石市
一般会計補正予算(第1号)、歳出、第7款商工費の質疑を続行いたします。 1番
古川愛明君。
◆1番(
古川愛明君) 説明書の6ページ、物産センター泡消火更新事業4400万円についてお伺いいたします。 4400万かけて、また使用する、開始するわけですけれども、これだけのお金をかけて、今後何年ぐらい継続でこれを運営しようとするのか、お伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) お答えいたします。 建設から、シープラザ物産センター、26年が経過してまいりました。大規模修繕が必要であるという認識の下ではございましたけれども、いろいろなものを優先しつつ、最小限の
予算で修繕のみにとどめてまいったという現在の状況です。 泡消火設備については、今回、全更新ということで、泡消火設備に係るポンプ、あるいは泡消火剤タンクの更新、配管の敷設替え、スプリンクラーヘッドの交換という形を行った上で、駐車場としての利用を行うということにさせていただくものでございます。 議員申されるのは、物産センター全体をということでございますか。ちょっと私のほうからは、何年まで物産センターのほう運用していくのかということについては、なかなか何年までというふうなものは申せないような状況もございますけれども、例えば、当初、物産センターは国庫補助によって物産センターの施設を建設してまいりました。その財産処分期間は、令和8年度という形にはとりあえずなっておる状況もございますけれども、今回そういったことは度外視にしまして、いろいろな御意見等ございますけれども、担当部署といたしましては、今回多額のお金で修繕するからにはそれなりの延命といいますか、長く利用していきたいという考えに基づいてございます。
○議長(
木村琳藏君) 1番
古川愛明君。
◆1番(
古川愛明君) 26年もたつと、あれだけの建物ですので、もう既に全てのものを変えなきゃない状況のはずです。 今、世の中で問題になっているのが、マンションなんかの建て替え、あとリニューアルの問題が出ていますよね。それと同じことを考えれば、もうこの4400万じゃないです。2億、3億かかるんじゃないですかね、実際。 その辺のけじめを見ながらやっていかなきゃならないと思うんで、この4400万というのをやるんであれば、年次計画というか月次計画、計画をちゃんと立てて、今、令和8年と言いましたけれども、令和8年だとあと4年ぐらいしかないので、4400万の償却なんてもってのほかです。実際、もう20年、30年のスパンを見なきゃないと思うんで、その辺をじっくり考えて、経済的なことも考えながら運営してほしいんですけれども、その辺の考えをお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) 今回、泡消火設備、地階の駐車場の消防設備のほう更新するわけですけれども、そのほかにつきましては、まだ費用の細かな計算はできてございませんが、その他の消防設備やら空調設備、また、外壁等の修繕も今後必要となってまいるものかと考えてございます。 今後、物産センターの利活用を含めまして検討していく中で、必要に応じた修繕を年次計画の下に計画してまいりたいと思ってございます。
○議長(
木村琳藏君) 1番
古川愛明君。
◆1番(
古川愛明君) 正直なところ、やっぱり今回4400万円
予算要求、
予算出すんであれば、その辺のこともしっかりとした計画性あって出てくる話じゃないのかなと、議員さんたちの意見を聞きながら考えていました。 実際そのとおり、今、私が想像していないようなことも出たんで、外壁とか何とかって出ていましたね。そうすると、もうとてもでないが今言ったような額じゃなくなると思うんで、それは駅前であるし、やっぱり一番の一等地ですよね、あの場所って。やっぱりあそこがにぎわい出さないと、釜石の目玉にならないような気もしますんで、その辺の考えをお聞きします。本当に長く使わなきゃならないのは事実なので。
○議長(
木村琳藏君)
商工観光課長。
◎
商工観光課長(猪又博史君) 議員申されるとおりかと思ってございます。 今回、地階駐車場の消防設備につきましては、駐車場としての利用となってございまして、シープラザへ来ていただくお客さんをはじめ、駅利用者、あるいは隣接したホテル、あるいは商業施設等々からも、利用再開の要望がこれまでも出されておるといった状況におきまして、また平成27年度から地階の駐車場を有料化ということで、利用料収入、見込んでいるわけですけれども、年間収入から経費を差し引けば、大体年間380万ほどから500万ほどの収入が上がっておるといったことで、そういったお金だけじゃないんですけれども、そういった要望を踏まえて、今回、地階の駐車場に最初に手をつけさせていただくということで提案させていただいてございます。 今後、またシープラザの利活用を含め修繕箇所については、引き続き検討してまいりたいと思ってございます。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第7款の質疑を終わります。 第8款土木費、質疑を許します。 遠藤幸徳君。
◆9番(遠藤幸徳君) 私から、住宅用地補修事業についてお伺いいたします。 私、去年の9月に、小白浜地域の擁壁の沈下の問題について質問したわけでございますが、その際に、沈下要因については、判明した際には地元住民に説明し、処理するということでしたが、あれからもう10か月、まだ地元には何の説明もないわけでございますが、それで今度、こういった検証をする事業に入るということでございますが、それまでの経過についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 建設課長。
◎建設課長(和賀利典君) 小白浜地区の沈下に係る御質問にお答えをさせていただきます。 これまでの経緯についての御質問でございますけれども、沈下が発生しました擁壁につきましては、令和3年3月に完成しました唐丹小白浜地区漁具置場整備工事において施工した擁壁の一部となっております。 市では、住民の通報を受けまして、令和3年3月22日に現地確認を行いまして、擁壁沈下を確認いたしまして、令和4年、今年の4月まで、計21回ほど経過観察をしてまいりました。擁壁の沈下変異の現地確認ですとか測量作業を行って、経過を観察してきたわけでございます。 市では、工事の施工管理業務を実施しました業者と協議した結果、沈下が、昨年度は続いていたということでしたので、沈下が落ち着かなければいけないなということで、工事を行うことは得策ではないという判断を行いまして、終息した段階で対策工事を実施することとして観察をしてきたというところです。その経過がございまして、今まで10か月以上、1年近くかかってしまったというところでございます。 令和3年4月以降、沈下の変異が見られてきたところですけれども、昨年の令和3年12月頃ですが、変位量が小さくなりました。直近ですと、令和4年4月にも変異等の観測をしましたところ終息が見えてきましたので、令和4年4月に、対策工事に向けた現地の地質調査業務を専門業者に発注をさせていただきまして、今現在、擁壁沈下復旧範囲の検討ですとか、原因を究明しているところでございます。現在、調査結果が少しずつ判明してまいりましたので、その調査結果を分析しているところでございます。 先ほど議員のほうからお話がありました今まで住民に対して説明がないよということについては、全くそのとおりでございまして、非常に住民の皆さんには不安を与えてしまったということで、責任を痛感しているところでございます。この場をお借りまして、改めておわび申し上げたいと思いますし、早期に説明をしてまいりたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 遠藤幸徳君。
◆9番(遠藤幸徳君) 現地は住宅地でもあり、一部復興住宅の駐車場にもかかっている部分でございますんで、皆さん、住んでいる方々は不安視しているわけでございます。 それで、要因、原因が検証されないまま、今回補修対策工事5545万5000円、これが計上されたわけでございますが、要因が検証されない中で積算の根拠、これはちょっと私、疑問視しているわけでございますが、その辺についてお聞かせ願いたいと思います。 それで、やってもらうことは必要なんですが、復興事業も完了している今、財源についてプロパーなのか、どうなのか、その辺についてもちょっと私、議員としても不安視しておりますので、その辺についてもお聞かせ願いたいと思いますし、それで、要因の検証についてどんな方法を用いて行うのか、そして、それがいつ頃分かって住民に説明に入るのか、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 建設課長。
◎建設課長(和賀利典君) 補修と対策工事の積算根拠、そのほかに係る御質問でございますけれども、今回
予算に計上させていただいております対策工事5430万円の積算根拠といたしましては、まずクラックの補修、あと駐車場が沈下しておりますので、駐車場部分に土を入れて舗装をする部分、あと擁壁、一番大きいところは擁壁の地盤改良を考えております。これらのそれぞれの補修工事等につきまして積上積算をしておりまして、今回5400万円をいうことを計上させていただいております。 地質調査を現在行っているわけでございますけれども、その中でお金をできるだけかけたくないということもございますけれども、最も効果的と考えられます対策工事を実施したいと考えておりまして、年度内の完成を目標に行いたいと考えております。 今回、地盤沈下が生じました原因の検証の手法と目的という御質問でございましたけれども、なかなか土の中、見えない部分のことでございますので、専門業者に地質調査等の業務は発注しておりますけれども、それらの結果を踏まえて学術機関の検証、委託業務を発注したいと考えておりますし、また専門家による検証というのを予定していまして、その部分も100万幾らというところを
予算のほうを盛らせていただいたというところでございます。実施設計及び施工方法が適切に実施されたかどうかということ、対策工事への助言などを、この専門の方から確認することを目的として考えております。 また現在、来週、唐丹の地域会議が6月29日に開催されますので、先ほど住民の皆さんに説明がないというお話がございましたが、今までの経緯と、あと今後の進め方、中間報告になるかと思いますけれども説明をしたいと考えておりますし、また、この当該検証の結果ですとか具体的な工期、工法がまとまり次第、また改めて住民の皆さんに御説明をさせていただきたいと考えております。 あと最後、財源はというお話がございました。財源につきましては、復興事業に伴うものでございますので、取りあえず今現在では、復興まちづくり基金からの繰入金で、財源的に取りあえず賄っておきたいということで考えております。
○議長(
木村琳藏君) 遠藤幸徳君。
◆9番(遠藤幸徳君) その財源について市が負担するのか、それとも関係業者、そういったことが負担するのか、その件については今からなんだろうと思いますが、それで、昨日も事業の検証について多々質問がありましたが、市が発注する工事の中で、竣工後にいろいろトラブルが発生している事例がたくさんあります。 まして、復興事業の後でございますんで、それでその際に、その地区の住民だったり利用者が大変不安をしているわけでございますが、そういった事案の中で、当局がそういった事案に対して基本的な対処方法、方策について、どのような手順でもって実施しているのか、はっきり示してほしいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 建設部長。
◎建設部長兼
復興管理監(本間良春君) それでは、私のほうから御説明申し上げます。 昨今生じている竣工後のトラブルにつきましては、まずもって、近隣住民、利用者の方々をはじめとする市民の皆様に、大きな不安と不便をおかけしております。改めまして、課長のほうからもありましたけれども、私のほうからもおわびを申しげたいと思います。 その竣工後のトラブルに対する市の対応といたしましては、まず第一に、安全確保というところがやっぱり大事だと思っておりますので、応急対策含めて、まず安全対策が第一と考えてございます。 安全を確保した上で、その原因、要因を調べるということで、まず要因の検証というのが次に来るかと思います。その後、要因、あるいはその対策工法等が決まりましたら、改めまして住民、あるいは議員の皆様に説明をいたした上で、対策工事をその後進めていくという流れになるかと思います。 特にも、再発防止という観点からは、トラブルの要因検証というのが大事になってくると思いますので、そちらにつきましては、学識機関に検証を依頼するなどしまして、客観的知見から正確な原因究明して対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第8款の質疑を終わります。 第10款教育費、質疑を許します。 11番千葉榮君。
◆11番(千葉榮君) それでは、私のほうからは、
予算の概要と主要事業の8ページ、補正
予算に関する説明書14ページの公民館費の椅子式階段昇降機設置事業507万4000円と、同じく図書館費の椅子式階段昇降機設置事業360万4000円についてお伺いします。 今回のこの補正
予算は、椅子式階段昇降機を設置することにより、階段の上り下りが困難な利用者が、1階と2階を自由に行き来できるようになるということで、利便性が図れると思いますが、現在、市の施設は、昇降機を必要とするところが多いと思いますけれども、平田公民館、甲子公民館、図書館の3か所に設置したその理由についてちょっとお伺いします。
○議長(
木村琳藏君)
まちづくり課長。
◎
市民生活部次長兼
まちづくり課長(平野敏也君) 検討した結果を申し上げますと、社会教育施設における公民館、図書館というところで今回検討いたしました。 2階に会議室がある公民館につきましては、この平田、甲子のほか、小佐野もあったんですが、小佐野に関しましては、階段部分が防火扉の外にある状況であるため、電源取ることが非常に難しいということから、今回は見送ったところです。
○議長(
木村琳藏君) 11番千葉榮君。
◆11番(千葉榮君) それで、この設置した理由についてなぜ質問をするかというと、私、平成28年の9月の決算特別委員会の中で、旧釜石鉱山事務所の改修工事について質問しました。 その中で、車椅子の方が見学に行ったときに、2階に上がれなかったという話を聞いて、非常に残念に思って、足の不自由な方や車椅子の方の入館に対しての対応について聞いた際、答弁では、「現時点では、車椅子の方には人力による介助という方法しかないが、今後、車椅子の階段昇降機のようなものを導入するように検討したいと思っている」との答弁をいただきました。 それで、旧釜石鉱山事務所については、今回検討をしなかったのかお伺いします。 それと、今回の補正は、一般財団法人 自治総合センターの助成金を活用した事業のようですけれども、今後、他の施設に椅子式階段昇降機を拡充していく予定があるのか、お伺いします。
○議長(
木村琳藏君)
世界遺産課長。
◎
世界遺産課長(笹村聡一君) 御質問にお答えいたします。 旧釜石鉱山事務所におきましては、平成27年に保存活用計画を定めておりまして、その中で昇降設備の設置によるバリアフリーへの対応に配慮すると定めております。令和2年度には、総合計画実施計画策定の際に、文化庁の文化観光充実のため、国指定等文化財磨き上げ事業という補助事業を財源に計画を計上したところですが、採択にはなりませんでした。 今般、公民館及び図書館のほうで、議員からお話ありましたとおりコミュニティ助成事業による整備ということでございますが、庁内担当課のほうに、旧釜石鉱山事務所でこの事業を該当させられるかどうか確認したところ、旧釜石鉱山事務所は該当にならないということでございました。 そうでございますが、旧鉱山事務所といたしましては、保存活用計画に記載ありますとおり、来館者の利便性を考慮しますと、昇降機の設置は必要ではないかと考えております。ただし、鉱山事務所につきましては、公民館や図書館と異なりまして有料施設でございます。来館者の数ですとか使用頻度、あるいは設置後の維持管理費を含めて、設置しなければならないかというのを、いま一度検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
木村琳藏君) 11番千葉榮君。
◆11番(千葉榮君) それで、今後、椅子式昇降機は定期的な点検が必要になってくると思うんですけれども、発生する維持管理費について年間幾らくらいかかるのかお伺いします。 それと、当初、令和3年10月現在、昨日も答弁ありましたが、高齢化率が40%を超えて非常に高くなってきております。これからもますます高くなってくるとは思いますけれども、昇降機が必要な施設はまだまだあると思われます。 それで、補助金を活用できればいいんですけれども、今後、市の単独事業でも、来館者、それから市民のことを考えれば、設置箇所を増やしていただきたいと思いますが、いろいろ旧釜石鉱山、資料館については今答弁聞きましたけれども、その設置も含めて要望して、私終わりたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
木村琳藏君)
まちづくり課長。
◎
市民生活部次長兼
まちづくり課長(平野敏也君) 定期点検、そういったものが必要か、幾ら係るのかという部分にお答えいたしたいと思います。 一般的には法定検査費用、そういったものがかかるようです。あと保守点検費用というのが、安心・安全にお使いいただくために年2回程度必要となり、一般的には、およそ法定検査費用が4万円程度、点検費用が2万円程度、2回やりますと年間8万円程度、そういったものがかかるものと見込んでおります。
○議長(
木村琳藏君) 18番菊池秀明君、よろしいですか。
◆18番(菊池秀明君) 先ほどの質問というのが、夏休みのラジオ体操をしませんかということで、ちょっと教育費ということで質問させていただきます。 ラジオ体操を行わないという判断は早いのではないかと私が言ったところですけれども、PTAは慎重だということであって、なかなかそのお答えは返ってきませんでしたけれども、教育委員会として、学校側に地域活動に対するどのような指導を行っているのか。 また、感染対策を適切に講じれば、地域活動を行ってもいいよと私は思いますが、その辺についてお伺いしたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君) 教育長。
◎教育長(高橋勝君) それでは、お答えします。 教育委員会としましては、地域活動、非常に大事だと思っていますので、学校のほうには、地域と協働した活動は積極的に推進してほしいというふうにお願いしています。 ただ、一方で学校からすると、コロナの感染防止というのも非常に神経を使っているところは確かにあります。特に、感染した児童・生徒が出た学校につきましては、2学期みんなが健康でスタートできるようにということで、より気を遣っているところがあるのかなと思っております。 教育委員会としましては、修学旅行についても、特に行き先について制限をかけているとか、そういうふうなこともございませんし、学校によっては昨年度中止した行事、例えばマラソン大会は今年度やったりとか、状況に応じて学校の判断で実施しているところです。 それから、夏休みのラジオ体操について、学校でいろんなやり方でやっていると思いますが、例えば地域の中で、地域の夏休み中の子供会活動というふうな形で、保護者が主体となって活動しているというふうなこともあるんじゃないかなと思います。そういう中では、やはり保護者のほうがむしろ慎重になっていると、そういうふうな部分もあるんではないかなというふうに思っています。 いずれにしても、教育委員会としては、これからも感染防止に十分配慮しながら、留意しながら、子供たちの学習が適切に行われるというふうなことについては、各学校にそのように指示していきたいというふうに考えております。
○議長(
木村琳藏君) 18番菊池秀明君。
◆18番(菊池秀明君) 確かに今、学校側というか、PTAから何から今、かなり慎重な行動を取るような形で進んでいるかと思います。 あまりの慎重さでは地域活動も停滞するし、やはりPTA、父兄方もコロナに対する挑戦する気持ちも薄れてくるかと思います。そういったコロナ対策をしながら、地域活動をしながら、経済活動を行うということが必要ではないかなと思います。 こういったことについても、学校側のほうからもPTAのほうにうまく伝えていただきながら地域活動を行っていただきたいなと思いますが、その辺、答えをもらいまして質問は終わりたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 教育長。
◎教育長(高橋勝君) 今の点については、学校のほうにもその旨伝えていきたいと思います。 ただ、先ほどお話ししましたように、どうしても児童・生徒が罹患すると、保護者のほうも仕事を休まなければならないとか、そういうふうな部分での困り感とかもあるようで、より慎重になっている部分もあるのかなというふうに思っておりますが、ただ、コロナの中でも、教育委員会、できるだけ子供がいろんな体験活動をしたり、地域の中で学ぶというふうなことは非常に大事だと思っていますので、そういった部分にも十分配慮しながら、地域と、それから保護者と一緒に子供たちの教育を考えてほしいというふうなことは、これからも伝えていきたいというふうに考えております。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 私からも、椅子式階段昇降機について質問したいというふうに思います。 ただいま同僚議員が質問しましたので、ダブらないように質問していきたいと、そういうふうに思います。 私、公民館のほうに行く機会があったときに、御年輩の方、中でも足の悪い方が、階段上がるときにゆっくり、ゆっくり上がって、そして、踊り場のところで一息ついてまた上がるということを見ていまして、若い人であれば10秒くらいでとんとんと上がるところを、3分くらいかけてゆっくり上がっているところを見て、やっぱりこういうの必要だなと、そういうふうに思っていたところでありました。 利用者からすれば、やっぱり付き添いがなく、気軽に簡単に、容易に乗れるような、そういう椅子式階段昇降機というようなものを望んでいるかなというふうに思うんですけれども、今回設置するというものは、どのようなものを考えているのかをお聞きしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
まちづくり課長。
◎
市民生活部次長兼
まちづくり課長(平野敏也君) お答えします。 私も、検討段階のときから、そういった方々の様子を見ているところでありました。 平田応援センター、甲子応援センターに関しては、階段の幅も狭く、なかなかつけられるものというのが限定されてくるものと思っていました。今回設置するものに関しては、椅子式で使わないときには畳んで、使うときには広げて乗るというもので、あと補助者、そういった方がいたほうが安心ですが、1人でもシートベルトを締めて自分でボタンを押して上がっていく、そういったタイプのものを設置したいと考えています。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 利用していて、停電なんかなったときに途中で止まったりとかすることも考えられるんですけれども、停電対策みたいなものというのはどうなんでしょうか。
○議長(
木村琳藏君)
まちづくり課長。
◎
市民生活部次長兼
まちづくり課長(平野敏也君) お答えします。 椅子式昇降機の大半のものは、電源を直接取って稼働するものではなくて、バッテリーに使用しないときに充電しておくというタイプのものが主流になっています。なので、万が一の停電の際にも、そこは稼働するようなものを選択したいと思っています。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 利用する際、やっぱり注意しないといけないのが安全対策じゃないかなというふうに思っていました。 利用する方は、ボタンを押して上がっていくかもしれないけれども、周りにいる方、ほかの利用者の衝突だとか、乗っているときに椅子から落ちてしまうだとか、そういったことも想定されるので、安全対策と、それと運用というのが大事になってくるかなと思います。その辺どのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
まちづくり課長。
◎
市民生活部次長兼
まちづくり課長(平野敏也君) 設置に当たりましては、応援センター職員、所長、その他、図書館並び皆さんで、安心にお使いいただけるように、運用面、そういったものを実施訓練等して、本当に安全・安心にお使いいただけるような対策は十分考えていきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第10款の質疑を終わります。 以上で歳出の質疑を終わり、第1条の質疑を終わります。 第2条債務負担行為、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第2条の質疑を終わります。 第3条地方債、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第3条の質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第42号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
木村琳藏君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第18、議案第43号財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で討論を終わります。 これより議案第43号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第19、閉会中の継続審査についてを議題といたします。 民生常任委員長から、同委員会において審査中の請願第1号安全・安心の医療・介護・福祉を実現し国民のいのちと健康を守るための請願は、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。民生常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認め、民生常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第20、閉会中の継続調査についてを議題といたします。 総務、民生、経済の各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認め、各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第21、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員の派遣について、会議規則第160条の規定により、お手元に配付いたしました派遣書のとおり、令和4年度岩手県沿岸都市議会連絡会議総会のため、議員を派遣することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
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○議長(
木村琳藏君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、令和4年6月
釜石市議会定例会を閉会いたします。 午後4時12分閉会
釜石市議会議長 木村琳藏
釜石市議会議員
佐々木義昭 釜石市議会議員
磯崎翔太...